こけしファンのみなさま、お待たせしました！
ご覧の通り、なんとも個性派で魅力的なこけし５体が入荷いたしました！

写真左から、詳細は以下の通り。

[1] 土湯系こけし 渡辺忠蔵 8寸5分
[2] たこ坊主(中ノ沢系こけし) 斎藤徳寿 6寸
[3] たこ坊主(中ノ沢系こけし) 斎藤徳寿 8寸5分
[4] たこ坊主(中ノ沢系こけし) 瀬谷重治 8寸5分
[5] 肘折系こけし 佐藤重之助 6寸

とは言いつつも、九州・福岡の方にとって、かなりマイナーな存在であろう「こけし」。かくいう僕もちょっと前まで、「なんか古くさい」、「なんか気味が悪い」、「なんかダサい」とネガティブな印象が先行していたのですが、とある「こけし」ファンの方に出会ったのがきっかけで、その考えが180度変わり、今では「こけし」がかわいくてしょうがない状態です。

どうやら、ちまたでは「こけし女子 ＝ 通称：コケジョ」なる、こけしファンが急増中のようで、東京方面ではパルコやロフトなどで「kokeshi pop」というイベントが開催されるほどの人気っぷり。

ポップでかわいい存在として、若者の間に一大ムーブメントが起きている「こけし」の中でも、今回入荷したのは「伝統こけし」と呼ばれる、こけしの元祖に当たるもの。もともと、こけしは東北にルーツを持ち、温泉地で湯治客向けのおみやげとして作ったのが始まりと言われていますが、こけし前線南下中につき、ひとつ星でもブームを先取りしたという格好です。

photo by Zlatko Unger

さて、このたび入荷したこけし「たこ坊主」の魅力と言ったら、やはりインパクトのある顔つき。歌舞伎役者のような、と表現されることの多い「たこ坊主」ですが、僕にはなんとなく「フレンチ・ブルドッグ」のかわいさに近いように思えます。

ブサイクだけど、かわいくて憎めないキュートな表情。
気になる方はぜひ、ひとつ星へご来店くださいませ！